情報の盛り込みすぎはNG!トップページの戦略設計

   

歯科のホームページ制作、セグナ株式会社

ホームページはよく「24時間稼働してくれる営業マン」とも例えられます。

歯科医院を経営されている先生方であれば、いろいろな業者からさまざまな営業を受けるでしょう。
「営業は一律全てお断り!」としている医院もあれば、「基本は断っているけど、この会社はちょっと興味がある」と話を聞いた経験があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ファーストアプローチで先生が断った会社と、話を聞いてみたいと思った会社の違いは何でしょうか?

 

売れない営業マンがやりがちな間違い

営業は2段階

1段階目:話を聞きたいと思わせる

2段階目:お客様の知りたいことを過不足なく伝える

 

営業で最も大切なのは「タイミング」です。

歯科のホームページ制作、セグナ株式会社

お客さまの心理状態に合わせて、出す情報を変える必要があります。
話を聞きたいと思っていない状態の人にいくら詳しい話をしたところで、ちゃんと聞いてはもらえないでしょう。
むしろ「ウザイ」と感じられてしまうかもしれません。
逆に、興味がある・詳しく知りたいと思っている方に対し説明が足りていなかったら、不安や迷いを払しょくできず、もっと詳しく親身に説明してくれる別の人や会社に相談しに行ってしまうかもしれません。

興味を持ってもらう言葉・文章と、アクションを起こさせる言葉・文章は全く別物です。

まだ話を聞く体制になっていないお客さまには、「話を聞いてみたい」と思わせる言葉を
もっと知りたいと思っているお客様には、お客様が知りたがってる内容を
お客様の心理状態に合わせて、適切な情報を適切なタイミングでご提供することがポイントです。

 

トップページへの応用

トップページの営業マンとしての役割は、主に下記2つです。

1,「情報を知りたい(話を聞きたい)と思わせる」こと。

2,「話を聞きたいと思ってくれたユーザーを、適切な下層ページに誘導する」こと。

トップページは、一般的な歯科医院のホームページでは最もアクセス数の多いページですので、トップページにたくさんの情報を載せたいと思う先生も多いでしょう。
ですが、情報を盛り込みすぎるとユーザーは情報過多で疲れてしまい、ページから離脱してしまうことになりかねません。
無理に情報を詰め込もうとせず、より専門性の高い下層ページにバトンタッチしましょう。

下層ページは必須

ここでもう一つ大切なポイントは、しっかりと中身のある下層ページを用意してあげること。
下層ページが無いということは、話を聞きたいと思っているお客様に対し、何も話さないのと一緒です。

「詳しく書いてもどうせ読まれない」と思っている先生も多いかもしれませんが、下層ページにはその内容に興味のあるユーザーがアクセスしていますので、なるべく詳しく、過不足なく情報を伝えることが重要です。

 

集中力の8秒ルール

現代において、人が1つのコンテンツに集中できる時間は約8秒と言われています。
大量の情報であふれている今、私たちは無意識の間にその情報が自分にとって必要な情報を瞬時に見極め、不要な情報は切り捨てるという判断を行っています。
そして、その判断にかける時間が「8秒」と言われています。

人間が8秒で読める文字数は70~140字程度と言われてますので、ユーザーは
「このコンテンツは自分にとって必要か?読む価値があるか?」
ということを70~140字で判断しているということになります。

つまり、ユーザーに興味を持ってもらうためには、140文字以内の文章でニーズを喚起するコピーライティングを考えなければいけません。

トップページでは、上記を踏まえ、
・アイキャッチ画像
・コンテンツタイトル(キャッチコピー)
・説明文
・より詳しい下層ページへの誘導リンク
を1まとまりとして、コンテンツを配置していくことが基本となります。

興味喚起させるコピーライティング

トップページでは、ユーザーに興味を持たせる仕掛けが必要です。
例えば、もともとホワイトニングを探していたユーザーであれば、トップページに「ホワイトニング」という項目があるだけでクリックしてくれるでしょう。
ですが、あまりホワイトニングに関心のないユーザーの場合、項目があるだけではクリックしてくれないと予想されます。
そこで、ユーザーの興味を喚起させるためのキャッチコピーが必要となります。

コピーライティングのテクニックは様々ですが、簡単なところだと、ターゲットを絞って訴求力を高める方法が使いやすいかと思います。

例)ホワイトニング訴求例

ターゲット:ビジネスマン

清潔感ある白い歯で、商談やプレゼンも印象アップ
ビジネスマンにおすすめのホワイトニング

当院では、ビジネスマンにおすすめの短時間で完了するホワイトニングプランをご用意。
痛みを抑え、負担も最小限にしています。

⇒ホワイトニングについて、詳しくはこちら

ターゲット:子育て中の主婦

キレイなママは子供の自慢
育児や家事の合間にできるホームホワイトニング

子育て中で外出が難しい主婦の方におススメ
ご自宅で好きな時間に施術できます。

⇒ホームホワイトニングについて、詳しくはこちら

 

詳しい情報を盛り込みすぎない

ユーザにとって、自分の興味のない文章は「ノイズ」でしかない

歯科のホームページ制作、セグナ株式会社

もしもユーザーが、その文章を「読みたい」と思っているなら、その文章はそのユーザーにとって有益なものでしょう。
ですが、もしそれがユーザーにとって関心のないものだとしたら、その文章はユーザーにとって「邪魔なもの」になってしまいます。
情報量が多すぎるがゆえに、自分の欲しい情報が見つけにくくなってしまうからです。 医院側が伝えたい情報を無理やり案内するのではなく、ユーザーにとって使いやすい設計・配置・情報量
を意識してページを構築することを意識しましょう。

【参考】情報オーバーロード(情報過多)

情報オーバーロードとは行動経済学の言葉で、多すぎる情報によって必要な情報が埋もれてしまい、理解の精度が低下したり、意思決定が困難になる状態を指します。
情報過多の状態は脳を疲弊させ、過度なストレスを感じさせる原因にもなります。
人は無意識に苦痛やストレスを避ける行動をとりますので、たくさんの情報を伝えた結果、伝えたい情報が余計に伝わりにくくなるという逆効果になってしまいます。

 

まとめ

トップページは、医院の雰囲気や概要を伝えるための、とても大事なページです。
ですが、だからと言ってトップページに情報を集中させ、情報過多の状態にしてしまうと、いくらデザインをキレイにに作り込んでも反応が無い「トークは出来るのに売れない営業マン状態」になってしまいます。
一方的な医院発信の情報ではなく、サイトに訪れるユーザーの心理状態を考えながら「何を、どのタイミングで、どう伝えるか」を意識してサイト設計を考えてみましょう。

 



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